ホームフラワーガーデン > 夏咲きエビネ館

タイトル:夏咲きエビネ館

夏咲きエビネをつくりま専科

岩下 友記(イワシタ トモキ)

 も く じ
夏咲きエビネとは   管理のしかた   筆者のプロフィール


喜入小町
喜入小町(きいれこまち)
(花色が濃厚色の交配種)

 夏咲きエビネとは
 夏咲きエビネとは、7〜9月の夏期に開花するエビネ属の山野草です。 南方型の種類としては、ツルラン、オナガエビネ、ヒロハノカランや、自然交雑種のリュウキュウエビネ、ハクツルなどがあります。

烈火 風淋
烈火
交配種(ヒロハノカラン×リューキュー)
花色が赤色で鮮明
風淋
交配種(ハクツル×エビネ)  
 花型が春エビネに似て、
花色は淡緑で涼感がある


 産地は鹿児島、沖縄等の亜熱帯圏で、鹿児島の大隅半島が夏咲きエビネ自生地の北限になっています。種子島には色とりどりのエビネが自生し、 多くの優秀品種が栽培されています。したがって、夏咲きエビネは鹿児島県の特産品としての特性をもち大きな役割りを担っています。

ハクツル×太陽 わかさ姫
花色が赤紅色で舌の端が白色 花色は紫色


 夏咲きエビネは、赤、紫、白、ピンク等の涼感溢れる鮮明な花色と、開花期間が1〜2ヶ月の長期間に亘って咲き誇る点に特徴があります。

 今後は、花型や芳香性、耐寒性など、バイオ技術を活かした品種改良を重ね、もっともっと鑑賞価値の高いエビネの新品種を作り出し、広く世界の人々に愛される花にしていきたいと考えています。

丹頂
花色は白(純白)に鮮明な赤の斑点があり真夏に涼感が湧く


ページの先頭に戻る

 管理のしかた

置き場所  夏は風通しの良い半日陰、冬は寒風の当たらない、凍らない程度のハウス内などに置くとよい。
用  土  適切な水分、養分、空気を与えてくれる土壌が良いが、エビネの特性から、排水のよいことが第一条件になるので、実際には軽石(7)に腐葉土(3)くらいの混合土を用いる。
肥  料  普通、有機質の玉肥料を置き肥とし、成長期の追肥には月に1〜2回の液肥を与えればよい。
潅  水  「鉢の表土が乾いたら、たっぷり与える」のが原則で、エビネは乾燥ぎみのほうがよいので、夏は1〜3日ごと、冬は5〜7日に1回くらいが適当である。潅水は、夏は夕方、冬は朝の10時頃にやるのがよい。
病害虫対策  アブラムシ、カイガラムシなどの害虫や軟腐病などの病害には、風通しをよくし、早めの防除に努める。
植え替え・株分け  花が終わったら、できるだけ早く植え替える。その時、根が3〜4本出ている株は、株分けして殖やすことができる。

品種の種類

胡蝶 南山
胡蝶 南山
花色が紫で、花茎短く草型小型でよく繁殖する 晩性、花色は赤で草姿良好。 年間観葉植物として観賞できる

紫雲閣 清雲
紫雲閣 清雲
草型、花形とも大きく、花色は赤、開花性良好で草姿良 花色は赤、開花性良好で草姿良

烈火

花色赤、草姿良好、開花期は早〜中性、
年間観葉植物として利用



ページの先頭に戻る 著者のプロフィールへ